2026.06.16
レジェンドの手綱捌きに心酔、鋭脚一閃の2連勝に成長を実感
ほぼ横一線のスタートから、前半はいったん内へ潜り込み、縦長となった隊列の中団よりもやや後方をリズム良く追走。直線を迎えるや否や巧みに外へ持ち出されると、残り200mから豪快な鋭脚を繰り出し前に襲いかかり、ゴール直前で測ったように差し切った。その完璧すぎるペース判断と立ち回りのテクニックは、これぞ“レジェンド”の異名にふさわしい武豊騎手ならではの美技。未勝利勝ちまでに少々時間を要したものの、その間に競走馬としてのイロハを教え込んでくれたジョッキーの存在は非常に大きいものだ。そして前走で勝てたことが自信にもなったのか、レッドレベンディスのメンタルも落ち着くようになり、その分走りには力強さが増し、脚質にも幅が出るなど、ダートに照準を定めた自信の配合が今まさに確かな成長を示し始めている。持ち時計もさらに短縮し、これで鮮やかに2連勝。庄野靖志調教師と東京サラブレッドクラブを固い絆でつなぐ所縁の血統でもあるだけに、喜びもひとしおだ。この上昇気流に乗って、ゆくゆくは父クリソベリルの代表産駒の座を狙っていきたい。
レッドレベンディス
父:クリソベリル 母:レッドシャーロット 母父:ロードカナロア 栗東・庄野靖志厩舎
2026.06.14 阪神6R 3歳以上1勝クラス ダ1200m 武豊騎手