2026.01.13
頂点を極めた強固な絆が躍動、記憶にも記録にも残る格別な初勝利
慎重にスタートを切り、レッドファーロの行く気に任せて一周目の向正面でリズム良く先頭へ。寒風が吹き荒ぶ中での飛越にバランスを崩すシーンがあったものの、鞍上の左ムチに応えるようにして最後の直線を迎えると、ゴール前で迫り来るライバルを3/4馬身差振り切って先頭ゴール。生みの苦しみに藻掻きながらも昨夏の鼻出血を乗り越え、これまで積み重ねてきた経験のすべてを生かしての障害初勝利となった。待ち焦がれた歓喜の瞬間はデビュー32年目を迎えた西谷誠騎手のJRA障害通算200勝、さらにはハーツクライ産駒のJRA通算1600勝となるダブルメモリアル。多くのジョッキーから祝福を受ける盛大なセレモニーも行われるなど、記憶にも記録にも刻まれる格別な1勝にウイナーズサークルは和やかな雰囲気に包まれた。松永幹夫調教師、西谷騎手、柳厩務員、そして「赤、白星散、袖白一本輪」の勝負服と言えば、2014年中山大障害の覇者レッドキングダムを育て上げた強い絆で結ばれているチーム。平地オープン馬の矜持も胸に偉大な先輩の背中を追いかけていきたい。
レッドファーロ
父:ハーツクライ 母:プラヤデシエルタ 母父:Orpen 栗東・松永幹夫厩舎
2026.01.11 京都4R 障害4歳以上未勝利 ダ2910m 西谷誠騎手