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2026.09.11

スポニチアネックス

【セントライト記念】ゴーイントゥスカイ 3頭併せで圧巻の加速! 上原佑師「世代屈指の力はある」

 中山日曜メイン・菊花賞TR「第80回セントライト記念」(3着まで優先出走権)の出走メンバーが10日、決まった。唯一、木曜追いのダービー4着ゴーイントゥスカイはWコースで3頭併せ。滑らかなコーナリングと圧巻の加速で楽々と併入した。父コントレイルに続き父子Vが懸かる大目標の菊花賞(10月25日、京都)に向け、確かな成長をアピールした。

3頭併せで追い切るゴーイントゥスカイ(左) (撮影・村上 大輔)

 一夜で秋の涼しさに入れ替わった美浦で、ゴーイントゥスカイが成長を体現した。角馬場→Bコース(ダート)で乗った後、Wコースの3頭併せは最後方から。実戦同様の右回り。折り合って、滑らかに内に進路を取った。6F82秒9~1F12秒5、前を行く中ジャロロッソ(2歳新馬)、外マッドゲイル(3歳2勝クラス)に一瞬で取りつき、楽々と併入した。追っていれば、確実に突き抜けていたド迫力。無論、リハでその必要もない。

 上原佑師は「先週しっかりやったことで状態が上がってきましたし、息も良かったので、今週は息を整えるのと右回りのコーナリングの確認。コーナリングはスムーズでした」と切り出し、続けて「上背が伸びている感じで馬体の成長を感じます。緩さも解消しているんでしょう。迫力が出てきましたね」と夏を越した愛馬の成長に目を細めた。

 春は青葉賞(東京)で重賞初制覇。優先出走権を得て勇躍挑んだダービー(4着)は、後方からメンバー最速の上がり3F32秒8の強じんな末脚を駆使し、2冠馬ロブチェンと0秒1差まで肉薄した。指揮官は「あと0秒1でダービー馬になれたと思うと、世代屈指の力はあると思います」と回顧する。

 新潟記念から始動するプランもあったが、2週後の菊花賞TRに定めた。3戦連続でコンビを組む名手・武豊からのアドバイスもあったという。同師は「暑い時季にあまり使いたくなかった。それに、ジョッキーから“菊花賞を勝つチャンスがあると思うし、つながる競馬ということならセントライト記念の方がいい”と。豊さんが実戦で右回り(菊花賞も右回り)に乗るのは初めてですからね」と参戦経緯を明かした。

 3冠馬の父コントレイルも射止めたラスト1冠が、もちろん秋の大目標。同師は「レースはジョッキーにお任せですね。菊花賞につながる競馬ができれば。楽しみにしてます」と菊花賞5勝の名手に、秋の大収穫を託した。

 ≪ダービー4着馬 3着内率は50%≫ダービー4着馬はグレード制導入の84年以降、8頭がセントライト記念に出走。通算成績は【1・2・1・4】で連対率38%、3着内率50%で09年ナカヤマフェスタ(2番人気)が優勝している。鞍上・武豊はセントライト記念当日は関西圏の競馬に騎乗する機会が多く、これまで同レース騎乗は4回だけ。10年アロマカフェ3着(2番人気)が最高成績で、優勝すればセントライト記念初Vとなる。