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2026.03.06

スポニチアネックス

手塚徳師 いつか「父親を超える」 厩舎カラーは竹をイメージ「柔軟性あるけど、しっかりしている人馬を」

 東西トレセンで新たに7人の調教師が厩舎を開業(4日付)した。美浦の手塚貴徳師(33)は父子3代で同じ道へ。父・貴久師の厩舎からの転厩馬レッドレナート(土曜中山12R)で初陣Vを目指す。

レッドレナートと笑顔をみせる手塚貴徳調教師

 美浦でも“サラブレッド”調教師が開業した。昨秋の天皇賞(マスカレードボール)などJRA・G110勝の手塚久師を父に持つ手塚貴徳師。名伯楽の背中を見て育った若きトレーナーは「長期的な目標は父親を超えること、短期的には16馬房なので年間16勝です。スタッフ8人なので2勝ずつ」と力を込めた。

 強いこだわりを持って決めたのが、厩舎カラーのダークグリーン。調教助手として経験を積んだ相沢厩舎のカラーを引き継ぐとともに、イメージしたのは竹だと言う。「柔軟性があるけど、しっかりしている馬と人を目指したい」と同師。続けて「竹と言えば、月に帰る竹取物語。牡馬は種牡馬、牝馬は繁殖として牧場に返すという意味も込めました」と笑顔で説明した。

 初陣の土曜中山12Rレッドレナートは父の厩舎からの転厩馬。前走2着の有力馬とあって「本当にいいプレゼントです」と感謝。その父、貴久師は「もうライバル。遠慮しなくていい。周りの方に恵まれているのだから、しっかりモノにしてほしい。年も若いし、自分の考え通りにやればいい」と温かいエールを送る。そのレッドレナートの鞍上は小学生時代に同級生だった横山和。「めっちゃ仲がいい。初っぱなに乗ってもらうことができてうれしい」と貴徳師。幼なじみとのタッグで、偉大な父の背中を追う長い旅が始まる。