2026.03.06
スポニチアネックス
秋本師楽しさ追求、平岩師は国際派、松尾師物差し統一、室井師モットーはプロ意識、柴田師チーム一丸
東西トレセンで新たに7人の調教師が厩舎を開業(4日付)した。
秋本大介師(44)は、青地にオレンジのラインが入った厩舎服を決めた理由が実にユニークだ。「青は(調教助手を務めた)菊川厩舎から受け継いだのと、生まれ育った湘南の海をイメージ。オレンジは…娘の推しがSnow Manの向井康二なので、彼のメンバーカラーにしました!」と笑う。今後の抱負は「スタッフが楽しく働ける厩舎を目指したい。その方が結果もついてくると思う」と同師。初陣は出走予定馬が除外となったため次週以降となる。
平岩大典師(42)は競馬学校を卒業後、イギリスとアイルランドで研さんを積んだ国際派トレーナー。「海外は馬をリラックスさせることを重視していた。環境は異なるが、日本でもそれができると信じている」と今後の方針を明らかにした。開業前は大竹師に師事し「よく馬を見ること、妥協しないこと」の大切さを学習。和洋折衷の育成で一流馬をつくっていく。
松尾卓哉師(44)は土曜中山4Rの障害オープン戦に出走させるヴラディアが初陣となった。「追い切りはジョッキー任せも感触は良かった。万全の状態で臨める」と同師。今後の厩舎運営方針については「今は(別の厩舎から集まった)スタッフで物差しが違う状態。そこを整えて、スタッフ全員が同じ長さの定規を持てるようにしたい。一丸になって取り組めば成績も残せると思う」と力を込めた。
03年7月から14年2月まで清水美波厩舎のスタッフだった室井潔師(50)。当時、厩舎所属のジョッキーだった丹内とは旧知の仲で「彼とG1を勝って、先生に“やったよ”と伝えたい」と夢を語った。モットーは“プロ意識を持つ”“仲間、馬を大切に”。「優秀なスタッフがいるので、おのおのの技術を生かしてもらいたい。厩舎一丸となって頑張っていきます」と意気込みを語った。
柴田卓(45)師はシンボリ牧場を手がけたオーナーブリーダーの祖父を持つ。厩舎カラーは深緑と白のスタイリッシュなデザインを採用。「スタッフにダサいなと思われないようにしました」と笑いを誘うなど明るい雰囲気が伝わった。「チーム一丸となって同じ方向を向いて強い馬をつくっていきたい」と決意を新たにした。初陣は土曜阪神12Rのアーロッタレット。佐々木厩舎でも稽古をつけていた赤池助手は「輸送が続いていたので馬体回復に重点を置いていた。順調に乗り込めている。まだ細さはあるが動き自体は問題ない」と気合十分だ。