【豪ジ・エベレスト】香港のカーインライジング貫禄Vで7億円ゲット　次走は連覇が懸かる香港スプリントへ

　700万豪ドル（約6億8684万円）の1着賞金を懸けた芝の世界最高賞金競走、ジ・エベレスト（オーストラリアG1、ランドウィック芝1200メートル、右回り）は18日、シドニーのランドウィック競馬場で12頭で争われ、香港から遠征したザカリー・パートン（42）騎乗の1番人気カーインライジング（セン5＝D・ヘイズ、父シャムエクスプレス）が道中、先行勢を視界に入れながら直線の追い比べで抜け出し、2着テンプテッドに1.15馬身差で勝ち切った。やや重で勝ち時計は1分8秒13。

　今回が初の海外遠征だった。昨年2月のハンデ戦から破竹の14連勝で通算17戦15勝とし、昨年香港スプリント、今年のセンテナリースプリントカップ、クイーンズシルバージュビリーカップ、チェアマンズスプリントプライズに続く5度目のG1制覇。香港ジョッキークラブの公式ニュースによると、この後は週明けにシドニーを出発して帰国の途に就き、次走は連覇が懸かる香港スプリント（G1、12月14日、シャティン芝1200メートル）を予定している。