2026.07.13

栄華を極めた屈強な父の遺伝子、所縁のトレーナーが初勝利へ導く

ゲートからしっかりと出して行き、逃げ馬の直後につける正攻法の競馬。道中のリズム、ポジションともに申し分なく、前走からの継続騎乗となった川田将雅騎手の盤石なリードに導かれ、3コーナーから先頭にプレッシャーをかけるようにして直線へ。ラストは馬場の真ん中を通って鮮やかに抜け出すと、後続の追い上げを寄せ付けることなく先頭ゴール。年明けのデビュー戦から試行錯誤を重ねること8戦目にして、ついに待望の初勝利を掴み取った。父は清水久詞厩舎の看板馬として、ジャパンCや有馬記念、天皇賞・春秋制覇などG1・7勝を挙げて2年連続で年度代表馬に選出されたキタサンブラック。母系は従姉にヴィクトリアマイル5着のルージュリナージュがいるフェアリードールに遡る名牝系で、母レッドシルヴァーナは準オープン馬、曾祖母ビーポジティブは交流重賞の勝ち馬と確かなバックボーンも光る。奇しくも母と同様に夏の小倉で勝ち上がりを決めたレッドパラジウムが突き進む未来は明るく、その名や馬体が示すように“白銀色”の高貴な輝きを放ち、これからの成長と共に昇級を続けていきたい。

レッドパラジウム
父:キタサンブラック 母:レッドシルヴァーナ 母父:ロードカナロア 栗東・清水久詞厩舎
2026.07.12 小倉4R 3歳未勝利 芝1800m 川田将雅騎手