2026.05.25

名手の仕掛けに頼もしく呼応、重賞の夢に晩成の血が覚醒へ

素早くゲートを飛び出し、無理なく好位4番手のポジションへ。緩やかなペースでも折り合いを欠くことはなく、コーナリングでやや集中力が途切れかけたものの十分な余力を残して直線を迎えると、クリストフ・ルメール騎手の絶妙なタイミングでの仕掛けにレッドエヴァンスが頼もしく呼応。ラスト200mから続いた実績馬5頭による熾烈な脚比べをアタマ差で競り落とし、母レッドアヴァンセと同じく東京の舞台で待望のオープン入りを果たしてみせた。すでに5歳の春とはいえ、まだまだ心身共に若々しく、馬体のシルエットや筋肉の付き方などからしても、さらに奥がありそうな晩成タイプ。ここにきて落ち着きが出始め、成長を感じさせる大人びたレース運びができるようになってきたあたりは本格化の兆しと見てよさそうだ。改めて距離の融通性を確認できたのも大きく、次なるターゲットは母が惜しくも届かなかった重賞のタイトル。曾祖母エリモシューテングから広がる豪華絢爛なファミリーにまたひとつ新たな勲章を加えるべく、その高いポテンシャルにいっそう磨きをかけていきたい。

レッドエヴァンス
父:ロードカナロア 母:レッドアヴァンセ 母父:ディープインパクト 栗東・東田明士厩舎
2026.05.24 東京10R フリーウェイステークス 芝1400m C.ルメール騎手