2026.05.13
名手と共に歩む王者への道、着差以上の強さで準オープンへ
差なくゲートを飛び出し、前半は好位4番手でスムーズに流れに乗っていく形。レッドキングリーの個性を知り尽くしているクリストフ・ルメール騎手の絶妙なリードにより、スローペースでも折り合いを欠くことなく直線を迎えると、ラスト200mからの熾烈な追い比べを雄大かつ迫力あるフットワークでねじ伏せて際どく先着。見事、準オープンクラスへと駒を進めることに成功した。2着馬とは僅かにクビ差だったが、その着差以上に強さを感じさせる勝ちっぷり。以前からの課題でもある喉の状態に良化傾向が認められている点は大きく、道中の力みに関しても少しずつ抑えが利くようになっているあたりは卓越した厩舎力の賜物とも言えるだろう。年齢を重ねるにつれて着実に勝ち星を積み上げ、ひとつひとつ階段を登るように大人びた競走馬へ。走るたびに1番人気の支持を集めることからも分かるように、これまで鎬を削ってきたメンバーたちを見渡せば、目指す頂きはまだまだ上。この先も王者の名に相応しいパフォーマンスで力強く勝ち進んでいきたい。
レッドキングリー
父:サートゥルナーリア 母:レッドエルザ 母父:Smart Strike 美浦・木村哲也厩舎
2026.05.10 東京8R 4歳以上2勝クラス 芝1400m C.ルメール騎手