2026.02.16

大舞台を知る実力馬のプライド、格の違いを見せつけた完勝劇

スタートはイーブン、前走よりはやや前のポジションへ、道中は先行する3頭からやや離れた4番手を追走。抱えたままの楽な手応えで直線を迎え、残り400mから佐々木大輔騎手のゴーサイン、それに応え力強く進出を開始。危なげなくライバルたちを並ぶ間もなく差し切ってラストは後続に1馬身半差。ここでは能力が違うと言わんばかりの鮮烈な内容で待望の3勝目を手中に収めた。少頭数の自己条件とはいえスローペースでも折り合いがつき、上がり勝負を33秒0の鋭い切れ味で制したレースぶりは新境地。本質的には積極策からパワーで押し切りたいタイプではあるものの、あらゆる面で成長が進んでいるのは間違いなさそうだ。昨春は青葉賞で僅差の4着、そして秋の菊花賞でも5着に健闘を見せるなど、ハイレベルな世代の頂点へ果敢に挑んだレッドバンデ。バレンタインデー当日に大本命として人気に応えたその実力と伸びしろは、まだまだ未知数と言っても過言ではなかろう。この先に待つ重賞制覇の夢に向けて、一心不乱に突き進んでいきたい。

レッドバンデ
父:キズナ 母:フィオドラ 母父:Lord of England 美浦・大竹正博厩舎
2026.02.14 東京9R 箱根特別 芝2400m 佐々木大輔騎手