2026.08.28

スポニチアネックス

【中京2歳S】7年目・泉谷 マルモリムソウで5年ぶり重賞Vだ「結果出したい」

 人馬一体で重賞制覇へ――。デビュー7年目の泉谷がマルモリムソウと新馬戦からコンビ継続で夏競馬ラストウイークの重賞に臨む。小倉3週目の芝1200メートルでデビュー。9頭立ての4番枠から勢いよくゲートを飛び出し、先行争いで行き切ってハナヘ。前半3F通過が33秒4と締まった流れで直線しぶとく脚を使って逃げ切りV。父ビッグアーサー譲りのスピードを生かした走りで2着馬を1馬身3/4突き放した。泉谷は「初戦は調教で感じていた通りの内容でした。僕より外側の枠に入った馬が相手だとみていたんですけど自信を持って騎乗し、結果につながりました」と相棒を称え、笑みを浮かべる。

マルモリムソウとのコンビで重賞制覇へ挑む泉谷

 前走後は中6週のここを見据え、放牧を挟んでリフレッシュ。帰厩後は順調に稽古を積んで1週前追いに続き、今週の最終追いに騎乗した。実戦を想定したCWコース3頭併せで最先着。「距離が1F延びて1400メートルになるので、そこを考えて(動きを)確認しました。前に馬を置き、メリハリが利いていましたね。新馬戦を使って状態は良くなっているし、暑さも大丈夫ですよ」と好感触だ。

 自身初の重賞制覇となった21年函館2歳Sで騎乗したナムラリコリスも同じ大橋師の管理馬。5年の時を経てトレーナー、厩舎スタッフらに恩返しを――。大橋厩舎とのタッグで再びタイトル獲得を目指す。「マルモリムソウを所有されている山下繁美オーナーの馬には全て乗せていただいていますし、大橋先生にも感謝しかないです。僕自身(キャリアを積んで)深くいろんな馬を育てるという意味で経験値や引き出しが増えました。しっかり結果を出したい」と決意に満ちた表情。日々、積み重ねた努力、流した汗はきっと競馬につながる。相棒の力をフルに引き出し、ゴールに導く。

 ◇泉谷 楓真(いずみや・ふうま)2001年(平13)12月18日生まれ、山口県出身の24歳。20年3月1日に栗東・本田優厩舎所属でデビューし、初騎乗の阪神1R(メイショウヒバリ)で同着V。24年11月1日にフリーに転向し、25年9月21日から杉山晴紀厩舎に所属。JRA通算2163戦103勝、うち重賞は21年函館2歳S(ナムラリコリス)の1勝。1メートル67、47.1キロ。血液型B。