2026.08.20
スポニチアネックス
【キーンランドC】パンジャタワー 史上初の連覇へ加速 芝単走で超抜5F62秒5→鋭伸1F11秒1
サマースプリントシリーズ第5戦「第21回キーンランドC」の追い切りが19日、札幌と函館競馬場、美浦トレセンで行われた。札幌芝コースでは昨年の覇者パンジャタワーが単走でパワフルな脚さばき。史上初の連覇へ好仕上がりをアピールした。「第46回新潟2歳S」からはインカルナータに注目。栗東坂路単走でしまい重点、適度に気合を乗せて好反応を見せた。初年度から大活躍の新種牡馬エフフォーリア産駒がJRA重賞初出走Vに挑む。
ディフェンディングチャンピオンがさらに強くなった姿を見せた。風が吹き荒れ、曇り空の札幌競馬場。パンジャタワーは午前5時半過ぎ、芝コースに姿を見せた。単走で序盤からスピード感たっぷり。抑え切れないほどの前進気勢をキープしたまま直線を迎えた。力強く地面を蹴りつける。ラスト1Fは11秒1と鋭伸。悠々と5F62秒5の超抜時計をマークした。
昨年に続き手綱を取った五十嵐助手は「イメージ通りの追い切りだった」と万全をアピール。続けて「残り3Fからスムーズに加速して、ラスト1Fはさすがの脚。(函館芝コースでの)1週前追いが併せ馬でダイナミックな動きだったけど、さらに良くなっている。順調に来られて本当に良かった」と安堵(あんど)の表情。函館できっちりと調教本数を重ねて札幌へ。2カ月半ぶりでも態勢は整っている。
昨年は併せ馬で今年は単走となった。その変化について五十嵐助手は「昨年は気持ち的に若かったので、前に馬を置く形でした。今年は自分から張り切って行けているしハミに頼らず走れるようになっているので、これでも十分」と説明。メンタル面の成長が、強すぎず弱すぎずの適度な調教消化につながっている。
昨年このレースを制してから勝ち星からは見放されている。それでも強い相手にずっと5着以内を確保。「常にいい状態で頑張っている」と愛馬を称えた。久しぶりのマイル戦となった前走の安田記念5着にも「内容は立派だったと思う。ペースだけが向かなかった」と悲観の様子はない。秋の大目標であるスプリンターズS(9月27日、中山)に向け、連覇は至上命令。北の大地で弾みをつける。