2026.08.20
スポニチアネックス
【新潟2歳S】インカルナータ反応良し 坂路ラスト負荷も1F12秒6 西園師自信「いい状態」
夜明けの栗東。新馬Vから挑む関西馬インカルナータは午前5時に坂路を駆け上がった。序盤はリズム重視でゆったりした入り。我慢が利いた中で、適度に気合が乗っている。力強い脚さばきで奇麗な加速ラップを刻むと、ラストはビッシリ負荷をかけられ、4F54秒4~1F12秒6を刻んだ。西園師は「輸送もあるので、しまいだけ気合をつけるような感じで予定通り。最後もしっかり反応して、いい状態に仕上がった」と自信を持って送り出す。
6月阪神芝1800メートルの新馬戦は五分のスタートから二の脚がついてハナを奪うと、マイペースに持ち込み、上がり3F33秒2をマークして後続を完封した。母クッカーニャは父の西園正都厩舎でオープンまで上り詰めた実力馬。助手時代、父の下で携わったことがある指揮官は「母の前向きさ、パワーがあるところを引き継いでいる。素直で人間の指示に従順。デビュー前から調教の動きも良く、物おじしない性格でした」と優等生ぶりを伝える。
デビュー4連勝で21年皐月賞を制した父エフフォーリアは今年の2歳が初年度産駒。これまで世代最多の9勝を挙げている。「これだけ成績を残している種馬なので、底力のある馬が多い印象。(インカルナータも)デビュー戦から1、2カ月ぐらいで体がひと回り成長していて、先々は大舞台で勝負できると思っています」と期待は大きい。
舞台は日本最長の直線距離659メートルを誇る新潟芝1600メートル外回り。「調教の感じから左回りは問題ないと思うし、距離もマイルなら対応は可能。賞金加算を」と意気込んだ。過去10年で馬主のサンデーレーシングは17年フロンティア、18年ケイデンスコール、23年アスコリピチェーノと最多3勝。24年生まれのスター候補が初タイトルを狙う。