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2026.07.07

スポニチアネックス

【函館新馬戦】トムクリオーザ 藤原厩舎2歳勢トップバッター! 初陣Vへ態勢整う「洋芝は合いそう」

 注目2歳馬を紹介する「Road to 2027」は先週、取り上げた3頭のうちエスクアドラ、ショウナンガレオンが勝ち上がった。今週も東西トレセン、函館で仕入れた新鮮な情報をお届け!栗東からは土曜小倉5R(芝1800メートル、牝馬限定)を予定しているフランソワーズ(前川)だ。今夏の新馬戦で種牡馬別トップの5勝を挙げている新種牡馬エフフォーリア産駒で、半兄に重賞ウイナー(セルバーグ=23年中京記念)がいる血統。ひと足先に勝ち上がった僚馬に続く!美浦は日曜福島5R(芝1800メートル)に狙いを定めるリサナウト(牝=黒岩)に注目。函館では名門・藤原厩舎の期待馬トムクリオーザ(牡)が日曜5R(芝1800メートル)に照準を合わせている。

12日の函館新馬戦でデビュー予定のトムクリオーザ(撮影・小田 哲也)

 ダービー2勝トレーナーの藤原師が現2歳トップバッターとして、初陣を飾るのが日曜函館芝1800メートルにスタンバイするトムクリオーザだ。24年セレクトセール当歳部門で1億340万円(税込み)で高額落札された期待馬。栗東で5月中旬から坂路とCWコースを併用して乗り込み、函館入り。先週1日は横山武を背に函館芝で4F50秒0~1F11秒3(強め)と鋭く伸び、併せたアスクケンタッキー(3歳2勝クラス)に半馬身先着した。種牡馬として不動の地位を確立している父エピファネイアから譲り受けた弾力に富んだ走りにA級の相が表れている。

 函館に同行する中森助手は「栗東でも乗り込んできたので、1週前は芝で感触を確かめました。ジョッキー(横山武)は凄く乗りやすいと言ってくれました。ワンペースの面はあって、切れるかどうか分からない面もありますが、競馬に行けば変わると思う。洋芝は合いそう。仕上がっているので当週はWコースでサラッとやれば十分でしょう」と出陣態勢は整っている。

 半兄には20年の牡馬3冠を皆勤したレクセランスがいて母系も奥深い。藤原厩舎の新馬はホームの京都(35勝)や阪神(33勝)のデビューが断然多いが、実は函館も“少数精鋭”で効率良く結果を残してきた。同厩舎は「函館芝1800メートル新馬戦」に4頭を送り込み、2勝(2着1回、3着1回)で3着内率100%。07年レディービスティー、24年アスクシュタインが初陣Vを飾っている。管理馬の仕上げや適性を考慮した函館遠征は、期待の高さゆえだ。同助手は「先生(藤原師)からは函館で勝ってこいと言われました。2歳で幼い面もありますが性格は真面目な馬。走り出せば、いい感じで動いてくれています。楽しみにしています」とデビューVを祈っていた。