2026.07.07
スポニチアネックス
【福島新馬戦】リサナウト 祖父母4頭合わせて33勝!! 優駿ズラリ並んだ血統表「スピード能力は十分」
注目2歳馬を紹介する「Road to 2027」は先週、取り上げた3頭のうちエスクアドラ、ショウナンガレオンが勝ち上がった。今週も東西トレセン、函館で仕入れた新鮮な情報をお届け!栗東からは土曜小倉5R(芝1800メートル、牝馬限定)を予定しているフランソワーズ(前川)だ。今夏の新馬戦で種牡馬別トップの5勝を挙げている新種牡馬エフフォーリア産駒で、半兄に重賞ウイナー(セルバーグ=23年中京記念)がいる血統。ひと足先に勝ち上がった僚馬に続く!美浦は日曜福島5R(芝1800メートル)に狙いを定めるリサナウト(牝=黒岩)に注目。函館では名門・藤原厩舎の期待馬トムクリオーザ(牡)が日曜5R(芝1800メートル)に照準を合わせている。
日本競馬の歴史を彩ってきた優駿の名がズラリと並ぶ。日曜福島芝1800メートル戦で初陣を迎えるリサナウトの血統表は、まさに壮観だ。父は15年の朝日杯FSを制したリオンディーズ、母は12年マーメイドS覇者のグルヴェイグ。父の母は日本馬として初めて米オークスを勝ったシーザリオで、母の母エアグルーヴとその母ダイナカールはともにオークス馬。そして、父の父&母の父は種牡馬としても一時代を築いたキングカメハメハ&ディープインパクト。祖父母4頭合わせて何と33勝も挙げている。
馬体重は440キロ程度とコンパクトな体つき。黒岩師が「現状では線の細さが残る」と語るように成長途上だが、1日に行われた1週前追いではキラリと光る素質の片りんを見せた。
Wコースでブルスカメンテ(4歳1勝クラス)と併せ、強めに追われたパートナーに馬なりで半馬身先着した。時計は5F67秒5~1F11秒7。見守った指揮官は「走りが軽く、想定したよりも余力があった。(併せた)古馬の方が手応えは劣っていた感じ。調教量は十分に積んでいるし、体力的に1週前としては十分な仕上がりです」と、素材の良さを再認識した様子だ。
3代母のダイナカールから続く名牝の系譜を受け継ぐ逸材。母娘4代重賞制覇の偉業達成、来春の牝馬クラシックでの大活躍に向けて期待は高まる。「非力さは課題も、スピード能力は十分。入厩した時よりしっかりしてきたし、稽古をやっている分、頼りなさはない」と黒岩師。初めての実戦で、どんなパフォーマンスを披露するか楽しみだ。