2025.11.04

スポニチアネックス

【豪G1メルボルンC】日本馬シュヴァリエローズは23着 地元のハーフユアーズがG1連勝

 オーストラリアのG1「メルボルンC」(芝3200メートル、重馬場、24頭立て、日本での馬券発売はなし)は4日の現地時間15時(日本時間13)に同国南東部メルボルン郊外のフレミントン競馬場7Rで行われ、シュヴァリエローズ(牡7=清水久、父ディープインパクト)はスタートで後手に回り、道中はジックリ構えたものの見せ場なく23着でゴールした。

レーンとの初コンビでメルボルンCに出走したシュヴァリエローズ(撮影・平松 さとし)

 日本から参戦した初騎乗のダミアン・レーン(31)は「スタートのタイミングが合わなかったけど、1000メートルくらいまでは良い感じでした。ただ、そこからいっぱいになってしまいました」と回顧。清水久詞師(53)は「状態は良かったけど道悪で力を発揮できませんでした。パンパンの良馬場ならもう少しやれたと思います」と敗因を挙げた。

 なお1着はハーフユアーズ(セン5=T&Cマカヴォイ)で前走のコーフィールドCに続くG1連勝。2023年ウィズアウトアファイト以来、2年ぶり史上13頭目のカップス・ダブル(両レース連勝)を達成。鞍上のジェイミー・メルハム(29)はコーフィールドCとメルボルンCの“ダブル”を成し遂げた史上初の女性騎手となった。

 レース後、メルハムはインタビューに「一体何が起こったの?なんてこと。これが私たちの仕事。毎朝4時に起きる理由よ」と興奮気味に語った。