2025.10.26

スポニチアネックス

【菊花賞】ミスターX エネルジコ ラスト1冠へ万全の態勢で挑む

 “強い馬が勝つ”と言われるクラシック最終戦「第86回菊花賞」は皐月賞馬ミュージアムマイル、ダービー馬クロワデュノールが不在。混戦模様だが、実力馬18頭が顔をそろえた。

 栗東滞在で調整を進めるエネルジコに◎を託す。ここまで4戦3勝。古馬と初対戦となった前走・新潟記念で連勝はストップしたが、好位からしぶとく脚を伸ばして2着を死守。別定56キロを背負いながら、能力の高さを示す結果となった。その前走は休み明けでテンションが高くなるシーンが目立っていた。

 万全を期して今月2日に美浦から栗東へ移動。中間はCWコースを中心に追い切りを重ね、1週前はルメールを背に6F81秒8~1F11秒1を刻み、僚馬と併入。シャープな脚さばきが光った。鞍上は「折り合いはつくので、3000メートルはこなせると思う」と思い描く。そのルメールは菊花賞4勝、23年ドゥレッツァ→24年アーバンシックと連覇中。名手を背にラスト1冠をつかみ取る。馬連(9)→(4)(5)(6)(7)(8)(11)(12)(15)。