2025.08.05
スポニチアネックス
【レパードS】距離短縮狙い目ヒルノハンブルク 前走着順以上の強さ “敵”は抽選
過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は新潟の3歳ダート重賞「第17回レパードS」を取り上げる。優勝馬にダート3冠の最終戦「ジャパンダートクラシック」(10月8日、大井)への優先出走権が与えられる重要な一戦。過去10年の傾向を分析して、勝ち馬を導き出す。

≪前走距離≫今回と同じ1800メートル組は【1・6・1・29】と勝ち切れていない。距離延長組は5勝を挙げているものの2着は一度もなく、連対率は8・1%と低い。一方、距離短縮組は【4・4・5・36】の勝率8・2%、連対率16・3%、複勝率26・5%と好成績。昨年もミッキーファイトとサトノフェニックスの距離短縮組がワンツーだった。
≪前走クラス≫中央重賞組の4勝は全てユニコーンS組。芝重賞からの参戦は3頭いるが、いずれも馬券には絡んでいない。地方重賞組は【2・3・4・16】と馬券内率が高め。単勝、複勝回収率ともに100%を超えている。2勝クラス組は【2・2・2・36】、1勝クラス組は【0・3・2・32】。オープン(リステッドを含む)組は【1・1・0・10】と微妙。
≪ポジション≫平たんコースとあって前断然有利。勝ち馬10頭中8頭、馬券内30頭中23頭は4角5番手以内。直近4回中3回は同位置の馬が1~3着を独占している。同10番手以下は連対がなく、3着が1度あるのみ(15年タマノブリュネット=11番手)。先行馬を軸にしたい。
≪結論≫伏兵ヒルノハンブルクを主役に推す。前走ユニコーンSは4角先頭の強気な競馬で5着。着順以上に評価できる内容だった。距離短縮で粘りは増すはず。抽選突破なら迷わず狙いたい。(データ班)