2025.07.01
スポニチアネックス
【新馬戦総括】ロスパレドネス将来性十分
先週から夏の福島、小倉が開幕。新馬戦は函館を加えた3場で計9鞍が行われたが、中距離戦は福島日曜の芝1800メートルのみ。勝ったロスパレドネスは道中、中団で促しながらの追走。直線で外へ出すと、力強い伸びで楽々と2馬身抜け出した。同じ木村厩舎の先輩で22年皐月賞を制したジオグリフの全弟。厩舎期待の良血が好発進を決めた。将来性を含めてA評価だ。

同じ日の福島芝1200メートル戦を勝ち上がったハッピーエンジェルもA評価。直線でゴーサインが出ると瞬時に伸び、断然人気だった2着馬を置き去りにした。小柄な牝馬で仕上がりの良さをアピール。短距離の2歳重賞でも活躍を期待できそう。夏コクの開幕週3鞍は全て芝1200メートル戦。中でも勝ち時計が最も速かったコラルリーフはセンスあふれる勝ちっぷり。好位から差し切り、着差以上に強い内容だった。