2025.04.30
スポニチアネックス
中内田師が公式HPでリバティアイランドへの思いを表明
JRAの中内田充正師(46)が30日、厩舎の公式ホームページを更新。27日の香港G1「クイーンエリザベス2世C」でレース中に左前肢を故障し、予後不良となった牝馬3冠馬リバティアイランドへの思いをつづった。

「リバティアイランドにご声援いただいた皆様へ」と題したメッセージは次の通り
報道されている通り、2025年4月27日、香港での競走におきまして、リバティアイランド号が故障を発症し、天に召されました。
私ども厩舎サイドといたしましては、数え切れないくらいのたくさんのご声援とご支持をいただいたファンの皆様に対し、追悼のお言葉を賜りましたこと、心より感謝いたしております。
また、彼女を取り巻き、携わっていただいた方々へも深く感謝申し上げます。
私どもは日々、馬と寄り添い、馬から学び、競馬という勝負の世界と真摯に向き合っております。
その中で起きた不幸な出来事は私どももまだしっかりと受け止めきれていないほどの悲しみが渦巻いている状況です。
衝撃のデビューから牝馬三冠を成し遂げ、中内田厩舎の、そして日本競馬の歴史上の代表となる名牝に出逢えたことは本当に感謝しかありません。
そして、牧場に繁殖としてお返しできなかったことがもっとも深くお詫びしなければならない現実と受け止めております。
しかし、これからくる未来に向けて、彼女から学んだことを糧に、彼女を超える馬を作り上げていくことこそが私どもの使命と肝に銘じて精進していく所存です。
また、皆様に厩舎からの発信が遅くなったことを深くお詫び申し上げます。
最後に、リバティアイランド号へ。
あなたは誰にでも優しい顔で、その愛くるしい瞳で可愛さを振りまき、競走では本当に強さ溢れる走りを見せてくれました。
数え切れないくらいのファンの人たちを、そして、私たちスタッフに大きな感動をありがとう。
リバティお嬢さん、本当にお疲れ様、安らかに。
(原文ママ)