2026.08.24

北の大地で弾みをつける完勝劇、募集中の半弟にも“走る血”をアピール

発馬を無難にまとめて、前半は縦長となった隊列の中団に位置。3コーナー手前から凝縮し始めた馬群の中でも慌てることなく自身のリズムをキープし、直線の入り口で満を持して外目に持ち出されると、鮫島克駿騎手のアクションに応えるようにグイグイと先頭へ。鮮やかに突き抜けて待望の2勝目をマークした。追い切りの時点から好感触を掴んでいた鞍上の巧みなエスコートが光ったのも確かだが、懸念されてきたルージュビバーチェのメンタル面に少しずつ進展が見受けられる上に、馬体のシルエットや見栄えが良くなってきているのも事実。夏場を迎えての進化や成長は非常に頼もしい限りで、滞在競馬、小回り平坦のダート1700mという現状ベストの条件のもと、遺憾なくパフォーマンスを発揮してくれた。3歳8月の段階における2勝目獲得は兄姉たちの実績を上回る早さ。ゆくゆくは父ミスターメロディのダートにおける代表産駒の座まで登り詰め、賢母レッドクラウディアと並ぶ重賞タイトル奪取へ、未来に輝く軌跡をつなげたいものだ。そして募集馬に名を連ねる半弟、レッドクラウディアの25にとっては後押しになる活躍、「勝ち方を知っている兄姉」に負けていない資質にもご注目いただきたい。

ルージュビバーチェ
父:ミスターメロディ 母:レッドクラウディア 母父:アグネスタキオン 栗東・橋口慎介厩舎
2026.08.22 札幌8R 3歳以上1勝クラス ダ1700m 鮫島克駿騎手