2026.03.30

大舞台が似合う優秀な名牝系、母の夢も乗せタイトル奪取へ

互角のスタートから先行勢が淀みない流れをつくる中、前半は好位4番手の内をスピーディかつリズミカルに追走。勝負所からやや外目に持ち出される理想的な展開で直線を迎えると、ラストの坂を軽快に突き抜けて先頭へ。ゴール前では鞍上が手綱を緩める余裕すら見せてのオープン入りとなった。3勝クラスの牝馬限定戦にしては、3歳時にオープンや重賞で好走を演じた馬たちが会するハイレベルな一戦となった今回だが、我らがルージュソリテールも昨春にオークストライアル・スイートピーSを快勝した実績の持ち主。現状でベストの条件ともいうべき左回りのマイル戦となれば、明らかに地力が一枚上だった。大目標は母レッドオルガや伯母レッドアヴァンセが駒を進めた“牝馬の頂上決戦”ヴィクトリアマイル。まだまだ通算7戦3勝と経験も浅く、本格化はもう少し先かもしれないが、もはや夢物語とは言わせない。そこで輝く未来像は着々と現実に近づきつつある。まずは母が半馬身及ばなかった重賞タイトルの奪取を。そして弾みをつけて、いつの日か大舞台へ名乗りを上げたい。

ルージュソリテール
父:ロードカナロア 母:レッドオルガ 母父:ディープインパクト 栗東・藤原英昭厩舎
2026.03.28 中京11R マレーシアカップ 芝1600m 西塚洸二騎手