2024.06.11

スポニチアネックス

【マーメイドS】好調&格上挑戦アリスヴェリテ “荒れるハンデ戦”で大駆けも

 過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は牝馬限定重賞「第29回マーメイドS」を分析する。昨年は珍しく1番人気が制したが、荒れることで有名な夏場のハンデ戦。舞台も京都とあって熟考が必要だろう。軸視すべき馬は?波乱を演出する馬を早速、データからあぶり出そう。

マーメイドSハンデ別成績(過去10年)

 【人気】昨年はビッグリボンが1番人気に応えたが1番人気の勝利は実に9年ぶり。【2・1・1・6】だからアテにならない。逆に【3・1・2・4】と好走が目立つのが10番人気だ。21年シャムロックヒル、22年ウインマイティーと連勝し、昨年はホウオウエミーズが3着と3年連続で馬券に絡んでいる。狙い撃ちは難しいが、オッズの動向に注目したい。

 【ハンデ】トップハンデは昨年56キロのウインマイティーが2着。実はこれも珍しく、トップハンデの連対は20年センテリュオ(55キロ)以来、3年ぶりで2着はこの2回。3着1回で、あとは“券外”に沈んでいる。今年はミッキーゴージャスがトップハンデ56・5キロ。別表のようにハンデ別では【2・2・2・9】の55キロと【3・2・3・18】の53キロの成績がいい。

 【格上挑戦】6頭が格上挑戦で勝利。全て前走3勝クラス組で、うち5頭が前走で掲示板に載っていた。14、15、16、19、21年が前走条件組のワンツーフィニッシュ。逆に実績があっても近走が振るわないオープン馬は苦戦を強いられている。

 【京都開催】マーメイドSが阪神以外で開催されるのは06年京都以来、18年ぶり2度目。あの年は軽ハンデ49キロの3歳馬ソリッドプラチナムが9番人気Vを飾った。2、3着が51キロの4歳2頭。今年も軽ハンデ馬が台頭するか。

 【結論】ハンデ50キロの4歳馬アリスヴェリテだ。格上挑戦。しかも前走で2勝クラスを勝ち上がったばかり。が、前走は今回と同舞台の京都芝2000メートルで1分57秒8の好時計勝ち。前半3Fを34秒台で飛ばし、逃げ切った。重量の恩恵があり、大駆けも。これが10番人気ならドンピシャ!?(データ班)