2026.09.12
スポニチアネックス
【阪神アーバン競馬プレーバック】田中学調教師がボヌールバイオでデビュー戦 最下位10着も確かな一歩
確かな一歩を刻んだ。9日の7R(C2、ダート1400メートル、10頭立て)で、兵庫生え抜きの騎手として史上最多4745勝を挙げ、昨年8月に免許を取得した田中学調教師(52)がボヌールバイオ(牝3、父ニューイヤーズデイ)でデビュー戦を迎えた。結果は最下位10着だったが、無事完走。レジェンドが次のステージを走り始めた。
鞍上の大山真吾は果敢に先頭集団へ取り付いたものの、向こう流しで手応えが怪しくなり、最終直線でもズルズルと後方に沈んだ。この日は水が浮くような不良馬場で、条件も合わなかった。“洗礼”を浴びた師は「そんな簡単なもんじゃない」と、改めて勝負の厳しさを痛感した様子だった。
それでも「レース前はドキドキしたし、スタッフも一生懸命やってくれている。騎手とはまた違った責任感がありますね」と、騎手時代のような生き生きとした勝負師の顔は健在。父・道夫師のように、調教師としても成功を収めるべく、一からの戦いが始まった。