2026.09.10
スポニチアネックス
香港のカーインライジングが最新世界ランク単独首位!23年イクイノックス以来のレーティング135ポンド
IFHA(国際競馬統括機関連盟)は10日、今年のロンジンワールドベストレースホースランキング第7回中間発表を行った。
1月1日から9月6日までの主要レースが対象で、6日に26/27シーズン初戦の香港特区行政長官杯(G3)を7馬身3/4差で快勝したカーインライジング(セン6=香港)がレーティング135ポンドで単独首位に浮上した。先月の発表では131ポンド。オンブズマン(牡5=英国)と並んで首位タイとなっていた。
IFHAは公式X(旧ツイッター)に「カーインライジングはレーティングを131から135に引き上げ、これは現行システムでスプリンターが受けた最高レーティングです。これまでスプリンターの記録としては2011年、ブラックキャビアに132のレーティングが付いています」と投稿。無敗25連勝で引退したオーストラリアの名牝を引き合いに出し、香港調教馬の連勝記録(現在21連勝)を更新し続ける現役最強スプリンターのパフォーマンスを称えた。次走は芝の世界最高賞金競走として知られ、連覇が懸かるオーストラリアのジ・エベレスト(G1、10月17日、ランドウィック芝1200メートル)を予定している。
サセックスSを制した後、調教中に左前球節を負傷し引退、種牡馬入りしたボウエコー(牡3=英国)が127ポンドで先月から変わらず単独3位。この中間、出走したメンバーでは英インターナショナルSを制したアイテム(牡3=英国)が先月の122ポンド(20位タイ)から126ポンドとなり、4位タイに浮上した。アークトライアル(凱旋門賞前哨戦)デーの6日にフォワ賞を制したダリズ(牡4=フランス)は126ポンドで先月から変動なし。4月26日のクイーンエリザベス2世C(香港)の勝利で126ポンドのレーティングが付き、2日に引退が発表されたロマンチックウォリアー(セン8=香港)を合わせ、3頭が4位で並んでいる。
日本調教馬最上位はサウジC覇者フォーエバーヤング(牡5=矢作)、宝塚記念覇者メイショウタバル(牡5=石橋)で、123ポンドで20位タイとなっている。
近年の世界ランク1位馬(調教国)とレーティング、対象レースは以下の通り。
03年 ホークウイング(アイルランド) 134 ロッキンジS
04年 ゴーストザッパー(米国) 130 BCクラシック
05年 ハリケーンラン(フランス) 130 凱旋門賞
06年 インヴァソール(米国) 129 BCクラシック
07年 マンデュロ(フランス) 131 プリンスオブウェールズS
08年 カーリン(米国) 130 ドバイワールドC、スティーブンフォスターハンデの2競走
〃 ニューアプローチ(アイルランド) 130 英チャンピオンS
09年 シーザスターズ(アイルランド) 136 愛チャンピオンS
10年 ハービンジャー(英国) 135 キングジョージ
11年 フランケル(英国) 136 サセックスS、クイーンエリザベス2世Sの2競走
12年 フランケル(英国) 140 クイーンアンS、英インターナショナルSの2競走
13年 ブラックキャビア(オーストラリア)130 ブラックキャビアライトニング、TJスミスSの2競走
〃 トレヴ(フランス) 130 凱旋門賞
14年 ジャスタウェイ(日本) 130 ドバイデューティフリー
15年 アメリカンファラオ(米国) 134 BCクラシック
16年 アロゲート(米国) 134 BCクラシック
17年 アロゲート(米国) 134 ドバイワールドC
18年 クラックスマン(英国) 130 英チャンピオンS
〃 ウィンクス(オーストラリア) 130 コックスプレート
19年 クリスタルオーシャン(英国) 128 プリンスオブウェールズS
〃 エネイブル(英国) 128 キングジョージ
〃 ヴァルトガイスト(フランス) 128 凱旋門賞
20年 ガイヤース(英国) 130 英インターナショナルS
21年 ニックスゴー(米国) 129 BCクラシック
22年 フライトライン(米国) 140 パシフィッククラシック
23年 イクイノックス(日本) 135 ジャパンC
24年 ローレルリバー(UAE) 128 ドバイワールドC
〃 シティオブトロイ(アイルランド) 128 英インターナショナルS
25年 カランダガン(フランス) 130 英チャンピオンS
▽レーティング 競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差や負担重量などを基に、国際的に統一された基準により、数値化したもの。14年にジャスタウェイが130ポンド(対象レース=ドバイデューティフリー1着)で日本調教馬として初めて年間1位に輝き、23年はイクイノックスが日本調教馬の歴代最高値となる135ポンド(ジャパンC1着)で年間1位。24年はアラブ首長国連邦のローレルリバー(ドバイワールドC1着)、アイルランドのシティオブトロイ(英インターナショナルS1着)が128ポンド、25年はフランスのカランダガン(英チャンピオンS1着)が130ポンドで年間1位に輝いた。