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2026.09.10

スポニチアネックス

武豊&今村聖奈トークショー 「自分を鼓舞する考え方は?」ファンの質問にさすがの回答

 九州馬主協会が主催する「ジョッキーズトーク&ファンミーティング」が10日、福岡市内のホテル行われ、武豊(57)と今村聖奈(22)が登壇した。

「ジョッキーズトーク&ファンミーティング」に登壇した武豊と今村聖奈

 イベントでは抽選で招待された競馬ファンからの質問コーナーが設けられた。ジャンルを問わないストレートな質問に2人は真摯(しんし)に回答した。

 Q「娘が騎手を目指しています。競馬学校に入るための心構えや、やっておいた方がいいことは?」

 今村「ジョッキーになりたいんだって強い気持ちがあれば、少しうまく乗れなかったとしても、やっぱりうまくなりたい向上心で毎日頑張れると思います。私は競馬が凄く好きだったので、毎週競馬を凄く楽しみにしていて、だんだん自分もこうなりたいという思いは明確になっていきました。男子と体力の差を感じることが多かったので、なるべく朝ランニングしたり、お年玉で懸垂マシンを買って毎日していたのと、シャトルランがあるので、20メートルではなくて21メートルにして練習して、そうすれば本番は短いので少し楽で、それは凄くやっていて良かったなと思います」

 武豊「競馬が好き、騎手になりたいという気持ちがあれば大丈夫だと思うので、その気持ちが先にあっていろんなことが付いてくる。競馬をどんどん好きになって、騎手になりたいという気持ちが大事だと思います」

 Q「私は失敗するとひきずって落ち込んでしまいます。自分を鼓舞する考え方があれば教えてください」

 武豊「われわれも仕事で落ち込むことはよくあるんですけど、やっぱり次、次という感じで。大事なのは次ですし、そのミスを続けないように心がけています。連続で乗ることもあるんですけど、前のミスはその馬には全く関係ないし、気をつけて切り替えるようにしています」

 今村「失敗しないと気づけないことがたくさんあると、ここ2、3年で気づきました。同じような環境になった時に、この前はこうして失敗したんだと経験値になっていくと思うので、失敗を恐れずに挑戦することが大事だと思っています」

 Q「日本ダービーへの思いを聞かせてください」

 武豊「われわれ競馬関係者にとって特別なレースで、特に馬にとっては一生に一度のチャンス。乗れることが決まると凄くうれしいですし、ダービーに乗るために東京競馬場に向かっている時は凄く誇らしい気持ちになります。やっぱり特別な日ですね。それだけ勝った時の喜びは格別で、ダービーで先頭でゴールインできるというのは騎手しか味わえない。幸せな仕事だなと思います」

 今村「ダービーの週になると報道陣も凄く多くて、レース以外でも空気が違うのを感じますし、やっぱり18頭しか出られない中で騎乗することは凄く難しいことですし。女性騎手が出たことがないので、できるようにこれからも頑張りたいなと思います」

 Q「2人が互いに凄いなと感じるところを教えてください」

 武豊「競馬が好きなんだなと伝わってきますし、凄くいろいろ考えているんだなと思います。上から見るわけじゃないですけど、どんどんうまくなっていっているなと思うし、最初は力強さが弱く感じるところがあったんですけど、最近は力強くなってきたなというのは感じます」

 今村「(所属の)寺島厩舎の馬に乗っていただいた時に、私が調教に携わらせてもらった中で、自分が難しさを感じている馬が、レースで見ているとそれを感じないことが多くて、バランスとかいろいろ違うんだろうなと勉強になります。たまたまゲートが隣だった時にどうされているんだろう?とか、いいところを盗めるようにいつもちらっと見ています」

 Q「馬券が当たりません。競輪の達人の武豊さんに当たらない時の考え方を教えていただきたいです」

 武豊「機会があった時に地方競馬を買うことがあるんですが、全然当たらないです。安心してください。パドックで馬にまたがった時とか、オッズをちらっと見たりするんですけど、割と自分の感覚と違う時があるんですよ。こんなに人気しているんだ、とか、意外と人気していないなって思う時があるんですけど、だいたいファンの方が当たっていて。やっぱり皆さん上手だなと思うことが多いですね」