• トップページ
  • Topics & News
  • 【中京2歳S】JRA女性初重賞Vの前川師 紙面の見出しになりそうな言葉を選ぶ“大胆な”発信力

2026.08.31

スポニチアネックス

【中京2歳S】JRA女性初重賞Vの前川師 紙面の見出しになりそうな言葉を選ぶ“大胆な”発信力

 【記者フリートーク】調教師試験に合格した瞬間から注目を集め続けてきた。JRA史上初の女性トレーナーとして取材攻勢を受ける中でも「女性ということで注目していただけるのは間違いないです。そのアドバンテージはあると思うので」と気さくに対応してくれたのが印象に残っている。技術調教師時代には矢作厩舎で研修し、サウジアラビアやドバイの海外遠征に同行。開業直前の取材では「矢作先生はレース起用が大胆な中でも、人の気持ちを思いやる繊細さもあります。矢作イズムを最も色濃く受け継ぐ厩舎になれたら」と紙面の見出しになりそうな言葉を口にして、発信力の強さも感じた。

表彰式で関係者と笑顔で記念撮影をする前川恭子師(左から2人目)=撮影・椎名 航

 昨年の有馬記念にはサンライズジパングを送り込み、13番人気で5着。チャンピオンズC8着から中2週、24年ダービー12着以来の芝レースとなる異例の挑戦だった。「矢作先生の大胆さを見ていなかったら、この選択肢はなかったかもしれません」とうなずいた。今年の2歳世代は既に5頭が勝ち上がり、計6勝。阪神、福島、小倉、新潟、中京と5つの競馬場で勝利しているのも興味深い。「開催時期もありますけどね。勝てそうなところを選んでいます」と狙い澄ました采配で結果を出している。重賞タイトルを手にした前川厩舎は、さらに躍進のスピードを上げていくだろう。(競馬担当・坂田 高浩)