2026.07.28
スポニチアネックス
【クイーンS】戦歴尊重 4歳エリカエクスプレスが軸 心強い武豊騎乗
過去の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は夏の札幌を彩る牝馬の戦い「第74回クイーンS」を取り上げる。昨年は5歳馬が1~3着まで独占したが、近年は軽量の3歳馬の活躍も著しい。伏兵の激走もたびたび見られ、一筋縄ではいかない一戦。過去10年の傾向を読み解き、勝ち馬をあぶり出す。
【前走】
ヴィクトリアマイル組が【4・3・3・18】と圧倒的に活躍が目立っている。距離は1F延びるが、小回りでもコーナーが緩い札幌は府中で好走した馬が馬券によく絡む。昨年の勝ち馬アルジーヌ(1番人気)もヴィクトリアマイル4着から、ひと押しが利いたのは記憶に新しい。19年ミッキーチャームがヴィクトリアマイル8着、21&22年連覇したテルツェットが同14、13着から鮮やかに勝利を収めた。ヴィクトリアマイル組であれば着順を気にすることなく、積極的に狙いたい。
【世代】
3歳馬は【3・1・0・12】で出走頭数の割に、よく馬券に絡んでいる。23年1番人気ドゥーラ→24年5番人気コガネノソラが連勝。24年はボンドガール(2番人気)が2着に入ってワンツーを決めた。その3頭はいずれも軽量51キロでの好走だった。昨年は唯一、参戦したレーゼドラマ(3番人気)が53キロを背負って10着。重量は軽ければ軽いほど信頼度が高まる。4歳馬は【4・5・3・31】で勝利数トップ。出走数自体が多いが、この世代も軽視はできない。5歳馬は2勝、6歳馬は1勝しているが年齢を重ねるほど成績は低迷。素直にフレッシュな世代を狙おう。
【結論】
上位候補は2頭浮上したが、戦歴を尊重して4歳エリカエクスプレスを軸に据えたい。前走ヴィクトリアマイルは果敢に逃げて勝ち馬エンブロイダリーから0秒5差4着。昨年秋華賞2着などコーナー4つのコース適性は証明済み。引き続き癖を知る、武豊騎乗も心強い。次位は別定52キロの3歳フェスティバルヒル。骨折明けで17着の前走桜花賞は度外視できる。1F延長になるが、しまいの脚を生かす脚質だけに克服可能とみた。(データ班)