2026.07.27
スポニチアネックス
【東海S】マテンロウコマンド 前残り決着制す 全6勝ダート千四!!得意舞台で重賞連勝
中京競馬場で行われた「第43回東海S」は7番人気マテンロウコマンドが押し切り。黒船賞に続く重賞連勝を飾った。
真夏の太陽が照りつける桶狭間で本格化の兆しを漂わせた。好位外めで運んだマテンロウコマンドが差し切って重賞3勝目。前週に夏の小倉リーディングに輝いた松山は中京でも充実の汗をぬぐいながら「強かったです。力強くなりましたし、返し馬から落ち着きがあり、いいメンタルで挑めました」と相棒を称えた。
大外枠から好発を決めて先行し、抜群の手応えで直線へ。前にいた同じ4歳馬2頭を射程圏に入れ、1番人気ドンインザムードを捉えると、先頭で粘り込むメイショウハチローをねじ伏せるように3/4馬身差つけた。全6勝をダート1400メートル戦で挙げ、中京は昨年の1勝クラス、昇竜Sに続き3戦3勝。長谷川師は「中京で勝った時のイメージの4角の回り方。想像以上の強さでした」と得意舞台での勝ちっぷりに目を細めた。
3月の黒船賞を制した後はさきたま杯を予定していたが除外となり、当レースに矛先を向けた。「体が大きくなりすぎる馬。しっかりつくってこられたことで、暑熱順化にもつながったかなと。コンディションは凄く良かった」と仕上がりに胸を張った。4歳夏を迎えて心身がかみあってきたことも大きい。「精神的な部分は随分と大人になった。この骨っぽいメンバー相手に勝ち切れたことは自信になります」とうなずいた。
重賞連勝でさらなる大舞台が視野に入った。今秋の目標としては「JBC(スプリント、11月3日、金沢)には参戦したいと思っています」と掲げつつ「賞金をうまく加算できれば。そこまでにもう一つとも思うので、佐賀(サマーチャンピオン、9月3日)や韓国(コリアスプリント、9月6日)も考えていきたい」とプランを明かした。中央重賞獲りを成し遂げ、ひと皮むけた4歳馬が層の厚いダート界の頂点へと突き進んでいく。
マテンロウコマンド 父ドレフォン 母ダイアナヘイロー(母の父キングヘイロー)22年4月24日生まれ 牡4歳 栗東・長谷川厩舎所属 馬主・寺田千代乃氏 生産者・北海道新ひだか町の岡田牧場 戦績15戦6勝(重賞3勝目) 総獲得賞金1億8864万7000円 馬名の意味は摩天楼+指揮する、率いる。