2026.05.28

スポニチアネックス

【ダービー】ロブチェン2冠へ加速 必勝パターン!皐月賞から進化ラスト1F11秒2

 競馬の祭典「第93回日本ダービー」(31日、東京)の最終追い切りが27日、東西トレセンで行われた。史上25頭目の皐月賞&ダービーの2冠が懸かるロブチェンは、VパターンのCWコースで万全の仕上がりをアピール。半マイル追いでラスト1F(200メートル)11秒2と切れた。G1・2勝の絶対王者が堂々と主役を担う。同レースは28日、出走馬と枠順が決定する。

CWコースを併せ馬で追い切るロブチェン(手前)

 無敗のVパターンでクラシック2冠獲りに挑む。馬場が開門した午前6時。皐月賞馬ロブチェンがCWコースに現れた。序盤はリズム重視で進め、折り合いもスムーズ。直線に入った時点で先導役を務めたレディントン(5歳オープン)と5、6馬身ほど差はあったが、残り1Fでギアが入ると、外ラチ沿いから一気に抜き去り、4F51秒4~1F11秒2で1馬身先着した。

 見守った杉山晴師は「全体時計は皐月賞と比べて2つほど速くなったけど(4F53秒3)、馬は本当に充実している。馬体に適度な余裕もあったので少し踏み込んだ感じですね。いい意味で変わりなく来られている」と納得の表情を浮かべた。

 新馬戦、ホープフルS、皐月賞と勝った3戦はいずれもCWコースで最終追い。唯一、坂路で追い切った前々走の共同通信杯はレース当日まで疲れが抜けず3着に敗れたが、前回は調教パターンを戻して結果を出している。皐月賞と同じく2週前、1週前追いと松山騎乗でキッチリ仕上げた。指揮官は「新馬の時はいかにも中長距離(向き)のようなスラッとしたイメージがあったけど、競馬を使うごとにたくましさが増している印象。動きの質は良くなっている」と成長ぶりを伝える。

 前走の皐月賞は五分のスタートから先頭に立った。道中で落鉄のアクシデントがありながら1分56秒5のコースレコードで後続を完封。「共同通信杯の後、ゲート練習をした成果もあって、思ったようなスタートが切れた。(松山)ジョッキーの好判断でハナに行ったけど、強かった」と振り返る。

 20年コントレイル以来、6年ぶり史上25頭目の2冠制覇が懸かる。2Fの距離延長について、「折り合いに心配がある馬ではないので、こなせるのではないかと思っている」と期待を込めた。競走馬にとってダービーは生涯で一度きりの夢舞台。絶対的主役が、23年に生まれた7944頭の頂点に立つ。

 【1週前チェック】松山を背にCWコースで僚馬に2馬身先着。迫力満点のフットワークで突き放した。6F80秒0の時計は自己ベスト。皐月賞1週前のタイムを0秒1上回った。