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2026.05.22

スポニチアネックス

【アガ・カーン4世賞】昨年の凱旋門賞馬ダリズが貫禄V 今季2連勝で英ロイヤルアスコット開催に弾み

 フランス競馬の伝統の一戦「第149回アガ・カーン4世賞」(旧イスパーン賞、G1、芝1850メートル)は21日、首都パリ近郊のパリロンシャン競馬場で5頭で争われ、アガカーン・スタッズが所有する昨年の凱旋門賞馬ダリズ(牡4=F・グラファール、父シーザスターズ)が1番人気に応えて3馬身半差で快勝。前走ガネー賞に続き、今季2連勝で3度目のG1制覇を飾った。重馬場で勝ち時計は1分54秒43。2着に昨年パリ大賞Vの実績があるルファール、3着に香港遠征明け(前走クイーンエリザベス2世C3着)のソジーが入った。

パリロンシャン競馬場

 道中3番手で脚をためると直線、外に出してエンジン全開!鞍上バルザローナのゴーサインに反応して重馬場で上がり3F33秒0をマークし、あっさり突き抜けた。

 フランス競馬を統括するフランスギャロはレース後、公式サイトに同レースの記事を掲載。バルザローナは「彼は全ての騎手が憧れるような馬。今日の勝利は非常に励みになる。昨年、凱旋門賞を勝って一流のサラブレッドだと示してくれたし、これからも最高の馬であることを証明し続けてほしい。アガ・カーン殿下の名を冠したレースを勝てたことは凄く光栄です」と喜びの声を伝えた。

 同レースは宗教家、実業家で競走馬のオーナーブリーダーとして一時代を築き、昨年2月4日に88歳で死去したアガ・カーン4世殿下の功績を称え、レース名が改称された。イスパーン賞が対象となったのは1873年に当時のペルシャ(現在のイラン)国王がパリを公式訪問したことを記念し、当時のペルシャの首都だった「イスパーン」の名を冠したレースが起源であること。また、アガ・カーン4世殿下が偉大なイスラム教の指導者で、古代ペルシャと歴史的なつながりが深いことを改称の理由としている。

 公式ニュースによるとダリズはこの後、英王室が主催するロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS(G1、6月17日、アスコット芝1990メートル)に向けて調整を進めていく。その後はひと息入れてフォワ賞(G2、9月6日、パリロンシャン芝2400メートル)をステップに、連覇が懸かる凱旋門賞(G1、10月4日、パリロンシャン芝2400メートル)を予定している。