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2026.04.10

スポニチアネックス

【桜花賞】アランカール “吉兆枠”4枠7番に決定 武豊「今週は満開に。久しぶりに桜花賞を勝ちたい」

 牝馬3冠第1章「第86回桜花賞」(12日、阪神)の出走馬と枠順が9日、確定した。先週の大阪杯をクロワデュノールで制した斉藤崇厩舎が送り出すアランカールは4枠7番に決定。直近7年で3勝をマークしている“吉兆枠”を獲得した。歴代最多の桜花賞5勝の武豊(57)が認める素質馬が、一生に一度の桜の晴れ舞台で開花する。

桜花賞制覇を目指すアランカール

 桜花賞5勝を誇る“桜男”武豊が「先週は咲かなかった」と振り返ったのは大阪杯。円熟の逃げで相棒メイショウタバルを勝ちパターンに持ち込んだが、ダービー馬クロワデュノールの底力に屈し2着に敗れた。「今週は満開に。久しぶりに桜花賞を勝ちたい」。04年ダンスインザムード以来22年ぶりのVに意気込む今年は、クロワ擁する斉藤崇厩舎の才女アランカールと参戦する。

 前走チューリップ賞(3着)からコンビ結成。極端なスローペースに泣いたが、中団後方から鋭く伸びて優先出走権を確保した。斉藤崇師は「トライアルで武さんも初めてなので何か感じてもらえれば、と。丁寧に乗ってくれて、流れに乗って大きな経験になった」と試運転の意義を強調する。鞍上も「少し乗りにくいところがあるのかなと思っていたが、思っていたほどではなかった。最後の脚は凄く良かった。2度目なのでいろいろ考えて乗りたい」と作戦を張り巡らせる。

16年オークスを制した母シンハライトのキャリア唯一の黒星が、ジュエラーに鼻差で敗れた桜花賞。トレーナーはデビュー当初から「未完成の中でも、走りのバランスがしっかりしているところに血統の良さを感じる」と名血由来の素質を評価してきた。「お母さんからのファンの方もいると思う。桜の舞台で勝てるように」。母の無念もその背中を後押しする。

 先月行われた3歳牝馬重賞3鞍の勝ち馬が不在。今年の桜戦線は混迷を極めており、重賞未勝利の身でも格落ちしない。JRA・G1最年長勝利記録(56歳3カ月4日=横山典・24年ダービー)の更新も期待される57歳のレジェンドは「まだレースで1度乗っただけだけどポテンシャルの高さは感じている。世代のトップレベルにいる馬。力を出せればチャンスはある」と期待を隠さない。馬名の由来は「宝飾品(ヒンディー語)」。デビュー以来1番人気に支持され続けてきた原石が、真の輝きを示す時が来た。 (栗東取材班)

 ○…アランカールは4枠7番。青帽は直近7年で3勝の吉兆枠だ。昨年Vエンブロイダリーも同じ馬番だった。斉藤崇師は「いいんじゃないですか。(奇数番でも)ゲートの中もおとなしいし大丈夫」と笑顔で受け止めた。作戦は武豊に全権委任。「武さんがうまく競馬をしてくれるでしょう。任せれば大丈夫」と全幅の信頼を寄せた。