2026.04.02
スポニチアネックス
【海外競馬】エイシンヒカリが制したフランスG1イスパーン賞が「アガ・カーン4世賞」に改称
フランス競馬を統括するフランスギャロは、毎年5月にパリロンシャンで開催するG1「イスパーン賞」を「アガ・カーン4世賞」に改称すると発表した。今後3年間は旧称の「イスパーン賞」もレース名に併記される。
アガ・カーン4世殿下は欧州有数のサラブレッドのオーナーブリーダーとして数多くの名馬を生産、所有。1981年シャーガーなどで英ダービー5勝、2008年ザルカヴァなどで凱旋門賞4勝など、輝かしい成績を残した。昨年2月に88歳で死去。競馬事業を引き継いだ娘のザラ王女が所有(名義はアガカーン・スタッド)するカランダガン(セン5)が、昨年のジャパンCを海外馬として20年ぶりに制したことでも話題となった。
フランスギャロはアガ・カーン4世殿下の競馬界における功績を称えるため改称を決定。イスパーン賞が対象となったのは、1873年に当時のペルシャ(現在のイラン)国王がパリを公式訪問したことを記念し、当時のペルシャの首都だった「イスパーン」の名を冠したレースが起源であること。また、アガ・カーン4世殿下が偉大なイスラム教の指導者で、古代ペルシャと歴史的なつながりが深いことを改称の理由としている。
イスパーン賞は毎年5月にパリロンシャン競馬場で開催されるG1。芝1850メートルという絶妙な距離でマイラーと中距離馬が激突する。シャンティイ開催だった16年には、武豊騎乗のエイシンヒカリが2着に10馬身差の圧勝で日本調教馬として初優勝。1999年にはエルコンドルパサーが凱旋門賞挑戦への欧州長期滞在の初戦として出走し2着だった。