2026.03.08
スポニチアネックス
手塚徳師 父子鷹V 管理馬初出走初勝利「あまりうれし涙って流さないんだけど…泣いてしまいました」
メインに続く“父子鷹”だ。新規開業の手塚貴徳師(33)が送り出したレッドレナートが中山12Rで逃げ切りV。父の貴久厩舎からの転厩馬で、20年の吉岡師以来となる史上28人目の管理馬初出走初勝利をもぎ取った。手塚徳師は「初出走で緊張した。あまりうれし涙って流さないんだけど…泣いてしまいました」と照れ笑い。一方、父の手塚久師は「感激した。(親子の)絆だね。凄いうれしいよ」と喜びを口にした。
なじみの厩舎スタッフ、同級生・横山和とつかんだメモリアルVに、新人トレーナーは「父親からいい馬を引き継がせてもらったし、昔からよく知っている腕利きのスタッフがよく仕上げてくれた。全ての人に感謝の思いでいっぱい」と仲間への熱い思いを吐露。続けて「関わってくれている人のためにも、1頭1頭しっかり管理して出走させ、より良い成績を出せるように頑張っていきたい」と今後の活躍を誓った。
○…4日に厩舎を開業した栗東の新人トレーナー2人は阪神12Rで初陣を迎えた。橋田厩舎のミルトライディーンは中団追走のまま10着。橋田師は「道中は少し力み気味だったけど、よく頑張ってくれました」と安堵(あんど)の表情。24年4月に落馬事故で亡くなった藤岡康太さんと幼なじみ。「(鞍上の)高杉君が靴下も手袋も康太のものを使ってくれた。阪神なので康太も見てくれていたらと思います」。柴田厩舎のアーロッタレットは好位から進めるも15着。指揮官は「初戦を無事に終えられてホッとしています。オーナーや佐々木調教師(転厩前の厩舎)など全ての関係者に感謝しています」と語った。