2026.03.05
スポニチアネックス
【弥生賞ディープ記念】パントルナイーフ極上!持ったまま1F11秒2、3頭併せ半馬身先着
伝統の皐月賞トライアル「第63回弥生賞ディープインパクト記念」の最終追いが4日、東西トレセンで行われた。東スポ杯2歳S1着から臨むパントルナイーフは美浦Wコース3頭併せで抜群の動きを披露。東の大物が今年初戦に向け、万全の仕上がりをアピールした。栗東ではデイリー杯2歳S勝ち馬アドマイヤクワッズが坂路で力強い走り。ディープインパクトを祖父に持つ東西重賞ウイナーが、クラシックの主役の座を虎視眈々(たんたん)と狙っている。
開門直後の午前7時過ぎ、出世レースの東スポ杯2歳Sを制したパントルナイーフが堂々とWコースに姿を現した。最終リハは木村厩舎定番の3頭併せ。僚馬の真ん中に挟まれる形でも我慢が利いた走りで軽快にラップを刻む。外トレヴィ(4歳1勝クラス)、内ライネリーベ(4歳1勝クラス)と馬体を併せて迎えた直線。連日の雨の影響で重くなったウッドチップを蹴散らしてグイグイ加速。持ったまま5F68秒0~1F11秒2と鋭く伸び、最後は僚馬2頭に半馬身先着した。
太田助手は「入厩当初はバランスが良くない状態が続いていたけど、今朝は水準以上の動きだった。馬の状態、バランスはいい方向に向いている。着実にベースアップしている」と納得の表情。1週前追いの時点で同助手が語った「長めから調教できたし(Wコース7F95秒8~1F11秒7)今日以降、調子を上げられるように強めに調教できる下地はできている」の言葉通り、最終追いで極上の動きを披露してみせた。
昨年9月に中山未勝利戦で初勝利を挙げると、続く東スポ杯2歳Sで重賞初挑戦V。上がり3F2位タイとなる32秒9の剛脚を繰り出し、外から迫るゾロアストロとの激しい追い比べを頭差で制した。同助手は「前走は上手に競馬をしてくれた。ゲートも含めて精神的な成長がうかがえる。着実に力をつけて、心身ともに良くなってきている」と成長を実感。皐月賞と同じ舞台で行われる重要な一戦に向けて「東京の方がいいとは思うけど、中山2000メートルもこなしてくれると思う」と力強く期待を込めた。
前走で下したゾロアストロは次走きさらぎ賞で重賞制覇。クラシックの主役候補に名乗りを上げた。皐月賞直行が決まっているライバルとの再戦に向け、ここは負けられない一戦。年を越し、大きく成長したパントルナイーフが今年の始動戦に臨む。