2026.02.27
スポニチアネックス
【チューリップ賞】サキドリトッケン 地方馬初Vだ!佐賀の“怪物牝馬”初の芝起用&長距離輸送も期待十分
佐賀の大物牝馬が中央参戦だ。サキドリトッケンは通算8戦6勝、2着2回。地元での安定感は群を抜く。昨年6月デビュー戦2着後、2戦目で初勝利。続くJRA上級認定2着に敗れた後は重賞5連勝。素質が開花した。真島元師は「最初に入厩してきた時は小柄(440キロ前後)でおっとりした気性。そう目立つタイプではなかった」と当時を振り返る。
前走花吹雪賞は後方待機策でじっくり構え、勝負どころから早めスパート。外々を回りながら豪快に差し切った。トレーナーは「ダートではペースは関係なく最後、確実にいい脚を使ってくれる。前走騎乗した吉原君もだいぶ(馬が)良くなっていると。実戦に使うごとに力をつけていますね」と成長に目を細める。
前走から中4週でここへ。22日、佐賀ダートコースで行われた日曜追いはビシッと負荷をかけて僚馬と併入。4F51秒6~1F12秒2で駆け抜けた。「予定通りの追い切りを消化できました。仕上がりに関しては問題なく、順調に調整を進めることができました」と納得の表情を浮かべた。
キャリア9戦目で初の芝起用、そして長距離輸送などクリアすべき課題が多い一戦に「騎乗した騎手が口々に、芝も合うんじゃないかと言ってくれるんです。あとは適性があるかどうかだけ」と本番を見据える。
真島元師は00年コウセイロマンのラジオたんぱ杯3歳S11着、04年プリンセスランのアーリントンC12着&フラワーC5着以来、4度目のJRA重賞挑戦となる。「比較はできないけど(サキドリトッケンは地元の)重賞で負けていないですから。チャンスをものにできれば」と力を込めた。地方馬のJRA重賞制覇となれば16年札幌2歳Sのトラスト以来、19頭目で21勝目(コスモバルクが3勝)。鞍上に佐賀のホープ飛田愛斗(23)を起用し、フレッシュなコンビでチューリップ賞の地方馬初勝利を目指す。