2026.02.11

スポニチアネックス

【姫路競馬 兵庫ウインターカップ】ペースセッティング 鋭脚繰り出し重賞初制覇

 姫路競馬「第10回兵庫ウインターカップ」は11日、第11Rの1400メートル戦で争われ、下原理(48)騎乗の3番人気・ペースセッティング(牡6=田中一)が鋭脚を繰り出して差し切った。2着は2番人気のオマツリオトコが入り、地元馬のワンツー決着。3着には5番人気だった浦和の10歳牡馬オメガレインボー。なお、1番人気に支持された浦和のポリゴンウェイヴは4着に終わった。

兵庫ウインターカップを制したペースセッティング(左から2頭目)

 ペースセッティングが抜群の決め脚を発揮した。難敵が集う遠征勢も何のその。豪快な一撃で重賞初タイトルを射止めた。レースは発馬直後に挟まれたことで、後方からの競馬に。しかし、それでも鞍上の下原は慌てない。「折り合いに気をつけて」と冷静に馬との呼吸を合わせることに専念。じっくり運んで脚をためると、勝負どころの3、4角では手応えバチバチ。最後の直線は一気に突き抜け、2着のオマツリオトコに2馬身差をつけて制した。

 お立ち台の下原は「強かったですね。いつもより折り合えたし、いい流れでいけました」と絶妙なリードから勝利をたぐり寄せた。管理する田中一巧師(44)は「坂路の効果でトモがしっかりしてきました。(下原)理さんのリカバリーもさすがでしたし、スタッフの頑張りもあっての勝利でした」と感激の様子だった。

 待望の重賞初制覇でこの先が楽しみになってきた。「次走は戻ってからの状態を見て考えていきます」と指揮官。今の走りならワンランク上の舞台でも期待できそうだ。凄みを増した末脚を武器に短距離路線をけん引していく。