2026.02.06
スポニチアネックス
【きさらぎ賞】ゴーイントゥスカイ あっさり突き放した ラスト1F11秒2の好時計
クラシックの登竜門「第66回きさらぎ賞」の出走馬が5日、確定した。栗東滞在で調整する関東馬ゴーイントゥスカイが唯一、木曜追いを行い、CWコース併せ馬でパワフルな動きを披露。ラスト1F11秒2の好時計で僚馬をあっさり突き放し、万全の仕上がりをアピールした。3歳世代が好調な上原佑厩舎は先月18日の京成杯に続く重賞制覇を狙う。
栗東滞在で調整中の関東馬ゴーイントゥスカイが出走馬唯一の木曜追い。荻野極を背にB(ダート)コースを1周した後、CWコースに入った。ミエノストロング(3歳未勝利)を4馬身追いかけ、直線は内に進路を取ってギアを上げると瞬時に僚馬をかわす。馬なりのままラスト1F11秒2をマークし、1馬身半先着した。鞍上は「楽な手応えでも気を抜かせないように。(滞在でも)メンタルのブレがなく、いい状態に仕上がった」とうなずいた。
先月14日に美浦Wコースで追い切りを1本消化して栗東へ移動。入厩後からの様子について、舟田助手は「環境の変化に動じることなく、問題なく調整が進められています」と順調ぶりを口にする。栗東での追い切りは3週連続でCWコース併せ馬を行った。馬体重は514キロ前後と前走から20キロほど増加、数字が示す通りパワフルなシルエットが光る。「(体は)増えているが、追い切るごとに締まりが出てきた。トラブルなく順調に仕上がりました」と万全の態勢で臨む。
昨年10月の新馬戦は直線で前が壁になる不利を克服してV発進を飾り、関西エリアに初参戦した前走の京都2歳Sも3着に好走。スタートで出遅れ、勝負どころで外々を回る距離ロスがありながら、長くいい脚を発揮して見せ場をつくった。「前走は全体的にスムーズさを欠いて、かわいそうな競馬になりましたが、2着馬(アスクエジンバラ)はホープフルSでも3着でしたし、強いレースぶりだったと思います」とポテンシャルを評価した。
新種牡馬コントレイル産駒初の重賞制覇も懸かる一戦。舞台はワンターンの京都外回り1800メートルとなるが「この馬の持ち味を生かせる外回りに替わるのはプラスになると思います」と歓迎した。上原佑厩舎の現3歳世代は京成杯覇者グリーンエナジー、昨年のホープフルS2着フォルテアンジェロ、ジュニアCを制したリゾートアイランドなどタレントぞろい。ゴーイントゥスカイもクラシックの登竜門で重賞初制覇を飾り、大舞台へ羽ばたく。
○…開業4年目の上原佑紀師(36)は昨年キャリアハイを更新するJRA27勝をマーク。今年も年明けから勝ち星を積み重ね、1日終了時点で6勝を挙げ、関東リーディングで首位の座に立つ。特に同厩舎の現3歳世代=表=は16勝を挙げ、厩舎別勝利数で昨年のリーディングに輝いた杉山晴厩舎と並ぶトップタイ。舟田助手は「先生(調教師)も若くてスタッフの意見を取り入れてくれるし、相談もしやすい。厩舎全体のムードがいいと思います」と好調の要因を語った。