2026.01.26
スポニチアネックス
【AJC杯】“最強4歳世代”今週も勝った!ショウヘイ重賞2勝目 次戦は3月ドバイか4月大阪杯目指す
冬の中山最終週を飾るG2「第67回アメリカジョッキークラブカップ」が25日、中山競馬場で行われた。川田将雅(40)騎乗のショウヘイが4番手から押し切って重賞2勝目。勝ちタイム2分10秒8は05年クラフトワークの勝ちタイムを0秒6更新するレースレコードとなった。4歳馬は今年、4歳以上のJRA重賞6レースで4勝目。前日の小倉牝馬S(ジョスラン)に続く勝利となった。京都で行われたダートG2「第31回プロキオンS」はロードクロンヌが惜敗続きに終止符を打ち、うれしい重賞初制覇。フェブラリーS(2月22日、東京)の優先出走権を獲得した。
中山で“ショータイム”だ!アメリカの名がついた伝統G2「AJC杯」をショウヘイがレースレコードで制した。アウスヴァールの単騎逃げ。馬群がばらける特殊な展開だったが、離れた4番手をリズム良く追走。4角で前との差を一気に詰めて直線を迎えると、初めて対峙(たいじ)した中山の急坂をグングン加速。残り100メートル付近でしぶとく粘るエヒトをパスすると、最後は後続に1馬身半差をつけ悠々とゴールを駆け抜けた。
昨年5月以来のコンビで、重賞2勝目に導いた川田は「返し馬に行った時点で具合の良さを凄く感じることができました。力みの強い馬なので、気持ち良く走れるように(意識した)」とレースを回顧。友道師は「馬体重はマイナスで見た感じ体は変わらないけど、元々あったトモ(後肢)の緩さが解消してきた」とした上で「いい位置にいたと思います。ジョッキーが凄くうまく乗ってくれた」と鞍上の手腕を称えた。
折り合いに苦労して大敗した菊花賞の雪辱を果たす快勝だった。トレーナーは「今日のレースを見ると、距離は1800メートルから2400メートルくらいがいいと思う。また再出発して、ダービー1、2着馬に引けを取らないように頑張ってほしい」。前年ダービー3着馬のVは98年メジロブライト以来。強い4歳世代のダービー3着馬が適性距離で強さを示した。
「1週前(追い)の感じからすれば、もっと良くなれると思います。今年が楽しみな初戦になりました」と川田。既にドバイターフ、ドバイシーマC(3月28日、メイダン)には登録済み。指揮官は「ドバイか大阪杯(4月5日、阪神)に行けたら。これからオーナーと話して、どちらへ向かうか決めます」と語った。次の“ショータイム”は海外か国内か。伝説の幕開けを予感させる始動戦だった。
◆ショウヘイ 父サートゥルナーリア 母オーロトラジェ(母の父オルフェーヴル)22年3月15日生まれ 牡4歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・石川達絵氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績8戦3勝(重賞2勝目) 総獲得賞金2億3362万9000円 馬名の由来は人名より。