2026.01.15
スポニチアネックス
【日経新春杯】巨漢馬オールナット、自己最速4F54秒2 高野師は仕上がりに満足げ
京都メインの「第73回日経新春杯」では巨漢馬オールナットが栗東坂路で力強い脚取りを披露。前走10着からの反撃へ、臨戦態勢を整えている。
関西勢で唯一、水曜に追い切ったオールナットは坂路2本目で15秒4→14秒1→12秒5→12秒2の加速ラップ。500キロを優に超える巨体を揺らして力強く駆け上がった。全体時計4F54秒2は当週に坂路で行った最終追いでは過去最速。高野師は「本当に順調。中間は穏やかに進めてきた。今朝はリズム良く、整えながら。動きは良かった」と仕上がりに満足げだ。
昨秋はチャレンジCで重賞初制覇も、続く鳴尾記念でよもやの10着敗戦。1分43秒7の好時計で決着した一戦は、大外枠の不運も重なって流れに乗り切れなかった。師は「ただの1800メートルというよりスピードが求められるレースだった。重賞レベルのスピード競馬に対応できていなかった」と分析。一気600メートルの距離延長をチョイスした。
年明けのスポニチ賞京都金杯では距離短縮策がズバリとハマった僚馬ショウナンアデイブが18番人気3着に激走。「今回も同様に競馬での全体的な走りを見て(番組を)判断した。2600メートルで道中引っかかりながら3馬身半差で勝っているし、本質的に長い距離を走れる馬。京都競馬場は合っているし、条件がうまくヒットするんじゃないか」と不敵な笑みを浮かべる。重賞タイトルをつかんでもなお、指揮官が「もっと先、高みを目指せる馬」と上だけを見据えてきた駿馬。一度の敗戦ごときで期待は崩れない。ハンデ57・5キロも「重賞を勝っているので仕方ない」と意に介さず、逆襲ランの準備を着々と進めている。