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2026.01.05

スポニチアネックス

【中山金杯】カラマティアノス重賞初V 約2センチ差の大接戦制す 最強4歳世代また来た

 「第75回中山金杯」が4日、中山競馬場で行われ、7番人気カラマティアノス(牡4=奥村武)が重賞初V。同じくサンデーレーシング所有、1番人気アンゴラブラックとの約2センチ差の大接戦を制した。鞍上の津村明秀(40)はリカンカブールで勝利した24年に続く、同レース2勝目となった。

アンゴラブラック(中)の追い上げを封じ中山金杯を制したカラマティアノス(左)=撮影・郡司 修

 最強世代を証明した。明け4歳カラマティアノスが約2センチ差の大接戦を制して初タイトル奪取。天皇賞・秋のマスカレードボール、有馬記念のミュージアムマイルに続く年上馬撃破。レースを見守った奥村武師は「負けたと思ったから余計にうれしかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべ「やはり、この世代のレベルは高いね」と感心した。

 津村の手腕が光った。近走の後方待機策から一転、スタートから出していき好位をゲット。もまれないポジションでリズム良く運んだ。4角では抜群の手応え。直線半ばで楽に抜け出すと、最後は同じ勝負服、アンゴラブラックの猛追をしのいだ。

 テン乗りで好エスコートの鞍上は「ポジションを取りたいとは思っていたけど、あんなにいけるとは思っていなかった。坂で脚が鈍ったけど、何とか持ってくれ、と思っていた」とレースを回顧。一昨年の中山金杯は誕生日(5日)の翌日に、今年は前日にVとあって「次こそは誕生日で勝てるように頑張りたい」と来年以降の金杯バースデー勝利を誓った。

 カラマティアノスは共同通信杯でマスカレードボールに次ぐ2着。クラシックでの活躍を嘱望されたが、皐月賞10着、ダービー12着と結果が出なかった。それでもトレーナーは「相手が強かっただけ」と愛馬の能力を信頼。マイル、ダート戦を経験させて成長を促した。

 次走は未定も「芝の中距離ですかね」と指揮官は適性を再認識する。一年の計は金杯にあり。強い同期相手に金星を挙げる準備は整った。

 カラマティアノス 父レイデオロ 母ダンサール(母の父ハーツクライ) 22年2月25日生まれ 牡4歳 美浦・奥村武厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績10戦3勝(重賞初勝利) 総獲得賞金7916万6000円 馬名の由来は、ギリシャやキプロス中で人気の民族舞踊。