【有馬記念】シンエンペラーは1枠2番 矢作師、狙い通り偶数の内枠ゲット

　中央競馬の2025年総決算「第70回有馬記念」の公開枠順抽選会（有馬記念フェスティバル）が25日夕方、出走馬の関係者が出席し都内のホテルでスタートした。

　米G1・BCクラシックを制したフォーエバーヤングと同じ藤田晋オーナー、矢作師、坂井のトリオで臨むシンエンペラー（牡4、父シユーニ）は1枠2番に決まった。外国産馬の有馬記念出走は07年ロックドゥカンブ（4着）以来。Vなら98、99年連覇グラスワンダー、02、03年連覇シンボリクリスエス以来3頭目となる。

　手綱を取る坂井から「2、4、6、8」と希望を伝えられていたという矢作調教師は、クジを引く時点で残っていた「2、8」の中から見事に「2」をゲット。「坂井が引かせたと思います」と笑顔だった。