2025.12.19
スポニチアネックス
【有馬記念1週前追い】メイショウタバル 豪快脚さばき 春秋GP連覇へ石橋師「いい追い切り」
25年の中央競馬を締めくくるグランプリ「第70回有馬記念」の1週前追いが東西トレセンで行われ、宝塚記念覇者メイショウタバル(牡4=石橋)がCWコースでこの日、2番時計となる6F79秒8(1F11秒4)をマーク。スマートサニー(5歳オープン)の内から豪快な脚さばきで3馬身先着した。見守った石橋師は「1週前なので負荷をかけたかった。道中は我慢が利いていたし、時計も予定通り。1週前としてはいい追い切り」とうなずいた。
秋初戦の天皇賞は8枠13番からハナヘ。前半5F通過62秒0のスローペースに落とし、6着とはいえ0秒2差に踏ん張った。「あのペースで運べたのは収穫だった」と振り返り、コーナー6回の中山芝2500メートルについて「東京だと瞬発力勝負になりやすいので中山へのコース替わりはプラスになると思う」と歓迎した。名手・武豊を背に春秋グランプリ連覇を目指す。