2025.12.11
スポニチアネックス
【有馬記念2週前追い】レガレイラ 連覇へ確実に良化 終始馬なりも貫禄の6F82秒6
25年中央競馬の総決算となるグランプリ「第70回有馬記念」(28日、中山)の2週前追いが行われ、昨年覇者レガレイラ(牝4=木村)がWコース単走で力強いフットワークを見せた。リズム重視で6F82秒6~1F12秒2。終始馬なりだがグランプリホースの貫禄を感じさせる迫力の走りだった。
太田助手は「帰厩してからは、バランスがあまり良くない時の状態で調整中」としながらも「その中で今日はしっかりした時計が出せた。少しずつですけど確実に良くなっている」と及第点のジャッジを下した。今年始動戦の宝塚記念は11着に敗れたが、今秋は重賞を連勝。エリザベス女王杯ではスタート直前に異例のゲート練習を行うなど、試行錯誤の末に3個目のG1タイトルを獲得した。引き続き中間はゲート練習に取り組んでおり「今回もゲートが課題」と同助手。それでも「今回は(スタート地点が)スタンドから離れているので、スタンド前発走の前走よりはゲートは良くなると思う」と前向きに語った。