2025.12.03
スポニチアネックス
皐月賞馬ソールオリエンス引退、種牡馬入り 手塚久師「種馬になれて良かった。需要もあるんじゃないかな」
23年皐月賞を制したソールオリエンス(牡5=手塚久、父キタサンブラック)の引退、種牡馬入りが決まった。2日、社台サラブレッドクラブが発表した。
先月2日の前走天皇賞・秋14着後は宮城県の山元トレセンに放牧へ。次走に向けて乗り込みを再開したが以前より背中や腰の疲労感が強く残り、立て直しに日にちを要するため一昨年、出走(8着)した有馬記念(28日、中山)への出走は難しくなったと判断。このタイミングで種牡馬入りのオファーがあり、年齢や近走を踏まえ、次のステージに向かうことが決まった。
管理した手塚久師は「引退は残念だけど、種牡馬のオファーがあって良かった」と安堵の表情。続けて「3歳まではいいパフォーマンス。現役後半は、背腰と相談しながらの競馬で不本意なパフォーマンスだったけど、種馬になれて良かった。需要もあるんじゃないかな」と父としての活躍も願った。