2025.11.16
スポニチアネックス
【エリザベス女王杯】Vチューバー・エクア G1馬ステレンボッシュ復活 勢いより序列や格を重視
こんにちは、エクアです。牝馬は大きく崩れると立て直すのが難しいと言われます。若駒で活躍したのち不振に陥り、復活しないまま引退した牝馬の実例は枚挙にいとまがありません。いわば定説ですが、例外はあります。昨年のエリザベス女王杯。勝ち馬となったスタニングローズは22年秋華賞V以降、6戦連続で5着以下と不振でしたが、一変して優勝しました。
◎ステレンボッシュ。
今年の3走は13→8→15着の大不振ですが、それまで国内外のマイル~2400メートルG1で2、1、2、3、3着。1年前まで世代牝馬のトップクラスに位置していた馬です。そしてエリザベス女王杯で重視するべきは近況の勢いではなく、序列や格です。
昨年のこのレースも出走したG1馬2頭のうち1頭が優勝しました。今年の出走馬でもG1馬はステレンボッシュとレガレイラの2頭だけ。京都芝2200メートルは坂の下りから仕掛け合いになるためタフさが必要。結果的に厳しいレースを経験してきたG1実績のある馬が浮上しやすくなります。桜花賞馬であり、香港ヴァーズ3着もあるステレンボッシュなら格は十分。定説を覆す余地はあります。
もちろん、いくら格が高くとも能力が減退していては復活はままなりません。今回は早めに栗東トレセン入りし、CWコースで6F以上の長めの追い切りを3本。いずれも行きっぷりは良く、最終追いは6F79秒0の速い時計でした。脚力は落ちていません。
昨年は格重視でスタニングローズに◎を打ちました。今年も最後にものを言うのはG1実績です。パカラッチェ!(Vチューバー)
◎(2)ステレンボッシュ
○(7)レガレイラ
▲(16)リンクスティップ
☆(1)パラディレーヌ
△(5)サフィラ
△(6)エリカエクスプレス
△(9)ボンドガール
△(12)ライラック