2025.11.02
スポニチアネックス
【アルゼンチン共和国杯展望】4歳スティンガーグラス屈指のスタミナ自慢
今週日曜の東京メインは秋の府中開催を彩る長距離ハンデG2「第63回アルゼンチン共和国杯」(芝2500メートル)。スタミナ自慢の古馬たちが顔をそろえた。
注目は4歳馬スティンガーグラスだ。前走札幌日経賞でオープン初勝利。2400メートル以上で4勝しているように長距離適性は高く、メンバー屈指のスタミナの持ち主。春は同舞台の目黒記念で11着に敗れるも、一戦ごとに力をつけている。ひと夏を越え、心身共にたくましくなった今なら巻き返し可能だ。
毎日王冠4着のディマイザキッドも初戴冠へ虎視眈々(こしたんたん)。その前走は先行3騎で決着する流れを、後方から上がり最速3F33秒2の脚で上位に迫った。700メートル延長で折り合いが鍵となるが、追走が楽になる分、末脚の破壊力が増しても不思議はない。宝塚記念(15着)以来、4カ月半ぶりの実戦となるローシャムパークはここへ向けて乗り込み入念。昨年の目黒記念を制したシュトルーヴェも侮れない。