2025.10.17
スポニチアネックス
【菊花賞1週前追い】エネルジコ 切れ味抜群ラスト1F11秒1 ルメール絶賛「四輪駆動の感じ」
クラシック最終戦「第86回菊花賞」の1週前追い切りが東西トレセンで行われ、栗東滞在の関東馬エネルジコ(牡3=高柳瑞)はCWコースでルメールを背に切れ味鋭い動きを見せた。メイショウヨゾラ(4歳2勝クラス)を2馬身半ほど追走し直線は内へ。ゴーサインが出るとラスト1F11秒1をマークして併入した(全体7F98秒6)。鞍上は「元気いっぱい。走り方も良かったです。(車に例えると)SUVっぽい。心臓がいいですし、四輪駆動の感じ」と声を弾ませた。

デビュー3連勝で青葉賞V。その後はダービーを視野に入れていたが、態勢が整わずに休養に入った。約4カ月ぶりの復帰戦となった前走・新潟記念が2着。「フレッシュだったけど、よく頑張ってくれた」と前向きに振り返り、ラスト1冠に向け「3000メートルはいいと思う。ビッグチャンスだね」と自信をにじませた。23年ドゥレッツァ、24年アーバンシックで当レース2連勝中の名手が戴冠に導く。