2025.09.27
スポニチアネックス
【凱旋門賞】連勝を期すビザンチンドリーム 同年フォワ賞覇者が勝てば19年ヴァルトガイスト以来4頭目
JRAは26日、第104回凱旋門賞(フランスG1、10月5日、パリロンシャン芝2400メートル)の出走予定馬18頭(26日時点の想定)を発表した。

天皇賞・春2着後、秋に備えたビザンチンドリーム(牡4=坂口智、父エピファネイア)は7日に遠征初戦のフォワ賞を制し、本番に弾みをつけた。
日本調教馬によるフォワ賞の勝利は1999年エルコンドルパサー、2012&13年オルフェーヴル、21年ディープボンドに続き、4頭目となった。
本番の凱旋門賞の成績はエルコンドルパサーが2着、オルフェーヴルは2年連続2着、ディープボンドは14着。また、ナカヤマフェスタは10年フォワ2着をステップに凱旋門賞2着に入っている。
フォワ賞は1955年に創設され、ここと同年凱旋門賞を連勝したのは74年アレフランス、84年サガス、19年ヴァルトガイストの3頭。アレフランス、サガスは中3週、ヴァルトガイストは中2週で勝ち切った。
昨年まで中2週だったアーク(凱旋門賞)トライアル(ニエル賞、フォワ賞、ヴェルメイユ賞)と本番の間隔が今年から中3週に変更された。ゆとりのあるローテで態勢を整え、ビザンチンドリームが再度パリロンシャンに乗り込む。
出走予定馬18頭(国は調教国)は以下の通り。
アヴァンチュール (牝4=仏フェルラン)
アルマカム (牡4=英ウォーカー)
アロヒアリイ (牡3=田中博)
エストレンジ (牝4=英オメーラ)
カルパナ (牝4=英ボールディング)
キジサナ (牝5=仏グラファール)
クアリフィカー (牡3=仏ファーブル)
クロワデュノール (牡3=斉藤崇)
ゲゾラ (牝3=仏グラファール)
ジアヴェロット (牡6=英ボッティ)
ソジー (牡4=仏ファーブル)
ダリズ (牡3=仏グラファール)
ビザンチンドリーム(牡4=坂口智)
ホワイトバーチ (牡5=愛マーフィー)
ミニーホーク (牝3=愛A・オブライエン)
ルファール (牡3=仏JC・ルジェ)
ロスアンゼルス (牡4=愛A・オブライエン)
ワール (牝3=愛A・オブライエン)