2025.09.17
スポニチアネックス
クロワデュノールで仏G3制した北村友「改めて凄い馬」 凱旋門賞に向けて22日再び渡仏予定
14日にパリロンシャン競馬場で行われた仏G3・プランスドランジュ賞をクロワデュノール(牡3=斉藤崇)で制した北村友一(38)が17日、栗東トレセンに姿を見せた。

報道陣の取材に応じたのは午前6時で、フランス時間では深夜。「時差ボケがきついです。気候も全然違った。寒かったです」と苦笑いを浮かべつつ、「体自体はまだまだで、いい頃に比べると物足りなかった。それで勝ち切るのはクロワデュノールの力。改めて凄い馬だなと思った」と安堵(あんど)の表情でレースを振り返った。
今週末は中央競馬で騎乗し、22日に再び渡仏予定。前走はムチの過剰使用で2日間(28、29日)の騎乗停止となったが、凱旋門賞(10月5日、パリロンシャン)には騎乗できる。来週からは現地に滞在して付きっきりでコンディションを上げていく。「今回は休み明けと初めて海外での調整だったし、両方の影響はあったと思う。自分的に調整もうまくできなかったので、そこも凄く勉強になった。次は修正して臨めると思う」と本番に向けて手応えを口にした。